書籍「不登校そうだんしつ」出版

お知らせ

'14/06/07 中高一貫校生の保護者オフ会

2014.06.07

タイトルのオフ会が横浜で行われました→こちら☆

「中高一貫校」という対象での企画は初めてでしたが、
上記の「こちら☆」をクリックして開くページを見て頂くとおわかりの通り、
横浜での開催にもかかわらず、埼玉県や千葉県からも参加希望があり、
あっという間に定員に達して締め切りとなったオフ会でした。

今回は、
セミナールームを借りて、まずはそこで参加者のみなさんの自己紹介や、
ボクの話、質疑応答などを行い、
そして、場所を移動してランチ。

ここ数ヶ月に行っている「セミナー&懇親会」と同様の流れでしたが、
最初にゆっくりとお話ができる点が良いような気がします。

参加されたみなさん、お疲れ様でした。

そして、今回の企画、準備、進行等々を行って頂いた、
サークル「いばしょクラブ」ゴブリンさん、sugarさん、ありがとうございました。

セミナールームからランチへの移動で
参加者のみなさんに横浜らしい風景でもながめて頂こうというもくろみは、
残念な天候により叶いませんでしたが、
そんな天気だったことを感じさせないほど、充実した時間だった気がします、個人的な感想としては。

20140607

中高一貫校であろうと、そうでなかろうと、
変わらず大事な点はあります。

逆に、
中高一貫校ならではのポイントも存在します。


公立中学であれば頼れる機関が、
私立の場合は全く頼ることができなかったり、

公立中学であれば得られる情報が、
私立の場合はご自分達で得るしかなかったり、

また、
お子さん本人をとりまく環境についても、
中高一貫校特有の性格があったりします。

お子さんの精神面だけを見ても、
例えば、小6から中1までの半年程度を切り取ってみても、
思い描いていた理想との「ギャップ」や、
受験までの勉強量やペースに対する「反動」や「燃え尽き」、
など、短期間で大きな変化が負担となることがあるのも一貫校特有です。

ちなみに、中高一貫校はダメだという話ではありません。
そこは誤解しないで下さいね。
ボク自身は中学受験推奨派ですし、自分自身も一貫校出身者です。

ただ、
「公立とは違う」ということに加えて、
「学校ごとに違う」というのも、私立中高一貫校の大きな特徴なので、
それぞれ学校ごとの対応を心がけなければいけなかったりします。
ボクが、
「不登校には、こうしなさい」という論調に否定的なことは、随所で記していますが、
「私立だったら、こうしなさい」という論調もあぶないです。
「私立中高一貫校」といっても、あまりにも様々、公立では考えられないほど対応には差がありますので。


と、
そんな話を、いくらかさせて頂きました。

参加された方にとっては、
「もともとわかっていること」あるいは「よく考えればわかること」を
再認識して頂いただけの内容が主でしたので、
さして真新しいお話はできませんでしたが、なんとか伝わればいいな、と。

しつこいようですが、学校によって変わります。

ボクが預かった生徒たちの中で、
「最も対応がわるかった学校」は私立一貫校ですし、
「最も対応が良かった学校」も私立一貫校です。

いま悩んでいる一貫校生の方々は、
早い段階で、学校と話すようにしてみて下さいね。

おまけで「雑談」動画をアップします。
まとまらない話で恐縮ですが「雑談」なので、お許し下さい。