不登校でもイイじゃん 〜あべのブログ〜

『行かせるよりも、生きさせる』 不登校生、保護者、経験者らへのカウンセリングや学習指導、またイベントなどを行っております。

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環境の変化

   

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環境の変化は、心や身体にも変化をもたらすものです。天候の変化で気持ちが左右されることもあれば、季節の変わり目で体調を崩すこともあったり。旅行先や引っ越し先で気持ちや体調が大きく変わることもあります。

 

同じ環境にいるようでも、見るもの聞くものが変われば、それも環境の変化といえるでしょう。ボクが以前からよく言うことですが、ご家庭内での夫婦の会話なども一種の「環境」ですし、保護者が本人へ投げかける言葉も「環境」です。環境が本人の心や身体に影響するという点で、「見るもの聞くもの」は間違いなく「環境」なのです。

 

3月も終わりが近づき、そろそろ4月を迎えます。

卒業、入学、進路、新生活、新学期、そんな言葉があらゆる場面で「見るもの聞くもの」となるこの時期は、本人たちにとって大きく環境が変わっていると思って下さい。

学校へ行けないでいる子にとって、あまり見たくも聞きたくもない言葉が、あらゆる場面で現れてきます。そんな環境で、どうしても心が落ち着かなくなったり、体調が思わしくなかったり、なにかとマイナスの変化が起こってしまうことは少なくありません。

 

よく「周りの子は進路も決まったのに、ウチの子は何も考えていない」という保護者がいらっしゃいますけど、ボクはそう思いません。「進路」という言葉があふれる環境で気持ちが苦しくなっている子は、「考えないようにすること」が唯一の防衛手段だったりします。

言われなくてもわかっている。わかっているけど動けない。それでも見聞きしたくない言葉がどんどん現れてくる。そんな環境では、そこから離れることが自分の身を守ることになるものです。意識はしていなくても、自分が壊れてしまわないように、無意識がコントロールしていることもあります。その姿を「ウチの子は何も考えていない」と判断してしまうのではなく、一緒にその身を守ってあげて欲しいなと思うのです。

 

見たくない言葉や聞きたくない言葉は、天候でいえば暴風雨だと思って下さい。傘をさして雨ガッパを着て、雨風に向かうことのできる子もいれば、屋根の下でじっとやりすごした方が良い子もいます。

「何も考えていない」のではなく、屋根の下でじっと耐えているのかもしれないと思ってあげて下さい。「のん気なものだ」「危機感がない」のではなく、もしかしたら誰よりも自分の身に対して危機を感じているからこそ、のん気な顔をするしかないのかもしれません。

 

そんなわけない、と思われる方もいるでしょう。ウチの子の場合は厳しく言ってあげないといけない、という考えの方もいるでしょう。

ただ、保護者の態度やかける言葉も「環境」であることを忘れないで下さいね。見聞きしたくない言葉が、時に本人にとっては暴風雨となります。

 

卒業とか進路とか進学とか、保護者にとっても今は触れたくない言葉かもしれませんし、そんな環境かもしれません。だとしたら、無理をして雨に立ち向かうのではなく、一緒に屋根の下で雨風をやり過ごすイメージでいて下さい。じっとしていれば、雨は止みます。

 

外の環境がいくら変わっても、外がいくら暴風雨でも、せっかく屋根の下にいるならば、雨の当たらない環境にしてあげたいものです。見聞きしたくない言葉があふれる時期ですが、そんなときこそ、違うことで近づく春を感じさせてあげて下さいね。

 

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