不登校でもイイじゃん 〜あべのブログ〜

『行かせるよりも、生きさせる』 不登校生、保護者、経験者らへのカウンセリングや学習指導、またイベントなどを行っております。

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一歩 【「映画部」上映会を終えて】

   

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不登校経験のあるメンバーが集まって、自分たちで「映画」を作った「映画部」。

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前回の上映会が好評だったようで、「もう1回」という声に応えて2回目の上映会が行われました。ボクは映画の鑑賞とともに、“キャスト”として”舞台挨拶”をさせて頂きました。

 

「いちばん印象に残ったシーンは?」という質問をされ、ボクは正直な回答をしました。

「映画そのものではなく申し訳ないのですが」と前置きをしてボクが挙げたのは「エンドロール」でした。

 

ゆっくりと画面上に流れる、ひとりひとりの名前。主役に脇役にチョイ役に、裏方さんに協力者さんに、主題歌に挿入歌にロゴマーク。

ひとりひとりの名前が下から上へ流れる間に、そのひとりひとりとの出会いが鮮明に浮かぶのでした。

mixiの掲示板で知りあった人。

アメーバのブログでメッセージをくれた人、Facebookでメッセージをくれた人。

連絡先を調べてメールをくれた人、手紙をくれた人、それから紹介で知り合った人。

様々な形で出会ったひとりひとり。そのひとりひとりがつながって、「映画」というひとつのものを一緒に作り、ひとつのエンドロールでチームとして名前を連ねていることに、とても感慨深いものがありました。

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不登校を“卒業”してから知り合った人もいれば、不登校の真っ最中に連絡をくれた人もいます。

これからの生き方を迷う相談もあれば、もう生きたくないという言葉を投げられたこともありました。ある人とのメールのやりとりでは、1日でも返信が途絶えただけで生命の心配をしたものでした。

 

顔見知りでもない相手にメッセージやメールを送る、という一歩を踏み出すのには大なり小なり勇気を要したのではないかと思います。

しかし、そのそれぞれの一歩が、こうして時を経て、大きな大きなみんなでの一歩を踏み出すことにつながり、そして今度は他の人達の一歩への勇気を与えたのではないかなと感じています。

 

いま現在、つらい気持ちになったり、悩んだりしている方は、ちょっと一歩を踏み出してみませんか。

決して「無理をする」という意味ではありません。無理に学校へ行く一歩とか、なにかを挽回する一歩とかでもありません。

自分の本能に従った一歩、自分で自分の心によく聞いてみての一歩、自分がやりたいことへの一歩、自分が感じたことや求めていることへの一歩、自分がつながりたいと思う相手への一歩、自分が本当に行きたい場所への一歩、そんな一歩。

言い換えれば、自分の“味方”や“居場所”に向かっての一歩。そこに対しては、ちょっと勇気を出してみていいのではないかな、と思っています。

 

映画部の関係者に「どうして、この映画を作ったのですか?」と聞いたとしたら、「みんなに勇気を与えたい」とか「誰かが元気になるように」とか、そういう答えが返ってくるかもしれません。

けど、ボクは彼らの本当の心の声は「作りたいから作った」と言うのではないかと思っています。

みんなが、自分の気持ちや本能のままに一歩を踏み出したのが、この映画製作だったのではないかな、と。

 

“舞台挨拶”でも話したのですが、実はこの話を最初に聞いたとき、失礼ながら「完成」までたどり着くとは思っていませんでした。

完成しなくてもいい、一歩を踏み出すことが大事、できなくてもいいからやってみよう、そんな言葉をかけるとともに、本当にそんな気持ちでした。完成しなくても、一歩を踏み出すことが良い経験になるだろう、と。

 

結果、彼らの一歩は、ボクが想像していた一歩よりも、はるかにはるかに大きな“歩幅”でした。

ボク自身が元気とか勇気とか、そして一歩の価値や可能性を教えてもらいました。映画部のみなさん、ありがとうございました。

 

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