不登校でもイイじゃん 〜あべのブログ〜

『行かせるよりも、生きさせる』 不登校生、保護者、経験者らへのカウンセリングや学習指導、またイベントなどを行っております。

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学校へ行きましょう

      2016/12/26

一緒に

タイトルを見て戸惑われた方がいらっしゃるかもしれません。子どもが学校へ行けなくて悩んでいるのに「行きましょう」とは、どういうことかと。

失礼しました。

今回「学校へ行きましょう」とボクが呼びかけているお相手は子ども本人ではなく「保護者」です。ひねったタイトルで、すみません。

 

ボクがよく言うことではあるのですが、学校との縁は切らない方が良いです、特に中学生の場合は。

今の時期、「高校進学」に関するご相談が非常に多くなります。学校へ通っていない中学生にとって「高校をどうするか」については、大きな悩みとして避けられませんからね。

 

色々なご家庭の相談を伺っていて感じるのは「所属している中学校(あるいは先生)による対応の差」です。

「ここまで親切にしてくれているんだ」と感心することもあれば、「こんなことすら対応してもらえていないのか」と腹立たしく思うこともあります。

 

ここでいう「差」とは、成績表を良くつけてもらえるとか、高校へ入りやすくしてくれるとか、そういうことではありません。単純に、差が大きいのは「情報量」です。

全く同じ状況の生徒でも「志望校や入試形態をいくつも提案してくれている学校(先生)」もあれば「この高校しか無理です」と決定事項のように伝えている学校(先生)もあります。ご家庭に与えられている情報の差が、ボクらのような第三者から見れば歴然としているのです。

 

しかし、学校や先生がわるいという話を書きたいのではありません。学校をかばうわけではないですが、学校の立場からすれば、それこそ本人についての「情報」が不足している可能性が高いのです。

しばらく学校で顔を見ていない、テストを受けていない、などの状況ですと、学校の先生は推測によって進路の件を考えるしかありません。場合によっては、本人が「高校をどうするか」と悩んでいることを、想定していない可能性もあります。

本人が「高校は普通科に通いたい」という希望を持っていたとしても、その情報を知らなければ「たぶん高校も通えないだろう」という前提で、進路情報が提供されるかもしれません。

 

なので、ここは本人の状況や心境といった情報をまずは伝えるために、学校との縁を切らないで頂きたいのです。そのためにも、可能であれば学校へ行って欲しいと思います。学校とスムーズに話せる関係でいてもらえるだけで、進路選択の負担は減ることが多いです。

よく「三者面談は本人が行かないから意味がない」と言われる方がいますが、そんなことはありません。学校の先生が時間を割いてくれるのであれば、本人抜きでも先生とじっくり話す価値はあります。本人の代わりに状況を伝えて下さい、学校の先生が「推測」している部分が「正しい情報」に変われば大いに意味があります。

 

「情報」は悩みを軽くすることがあります。そういった情報を学校から得るためには、逆に、まずは学校側が本人についての情報を持つ必要があります。そのために、学校との縁は切らない方が良いです。本人とは縁が切れても、保護者のみなさんは縁をつないでおいた方が良いです。なので、機会があれば、そして可能であれば学校へ足を運んで頂きたいというわけです。

情報面に限らず、中学校の対応次第で高校進学への道が随分と変わることもあります。いずれにしても、学校との縁を切ることなく、学校からの情報を得ながら、あるいは学校からの協力をもらいながら検討をする方が、こと高校進学に関しては負担軽減につながります。

 

もちろん、学校で嫌な思いをしたために縁を切りたい心境の方や、実際に縁を切っている方もいらっしゃるでしょう。そういう場合は仕方がありません。嫌なことを思い出すくらいならば無理をしなくても構いません。学校を頼らない、と決めてしまえば余計な情報が入らないぶん、かえってスムーズに検討できることもありますし。

ただ、「しばらく疎遠になっているけど電話くらいならできる」という程度であれば、やはり連絡をとって頂くことをおすすめします。近況を伝えただけで、先生の対応が大きく変わったというケースは少なくありません。

切るほどでもない縁ならば、是非つながっておきましょう。

 

大切なのは、「学校から情報を聞く」よりも前に、学校へ情報を「与える」イメージを持って頂くことです。まずは正しい近況を知ってもらいましょう。推測や勘違いをされていては残念ですし、こういう時の「推測」は、あまり当たらないものですしね。

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